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Posted by on 7月 22, 2005 in マルウェア | 0 comments

マイクロソフトがウイルス対策?

2005年7月に、マイクロソフトから「悪意あるソフトウェアの削除ツール」の新しいバージョンがリリースされました。

このツール、簡単に言えば、「ウイルス駆除ツール」ですね。

以前にリリースされていたんですが、先日リリースされたバージョンでは、合計31種類のウイルスに対応したようです。

■マイクロソフトのウイルス駆除ツール、合計31種類のウイルスに対応

「え?ウイルスってもっと種類があるんじゃないの?」と思った方もいるかと思います。

そうです、実際世の中に出回っているウイルスは何万種類もあります。

※5万とも10万以上とも言われてますが、数え方によってマチマチです。

その中で、マイクロソフトの判断で、感染数が多く被害の影響度が高いウイルスを厳選して選び、対応したのがこのツールといえます。

じゃあ、通常のウイルス対策ソフトとは何が違うのか?

基本的には一緒です。

ただ、ウイルス対策ソフトの基本的な動作としては、感染しているかどうかを常にチェックしているわけではなく、実行すると感染するファイルがディスクにコピーされた時点で発見する動きです。

でも、このウイルス駆除ツールは、感染する前の実行ファイルを見るのではなく、そのPCが感染しているかどうかを判断し、感染していたらもとの状態に戻すといったイメージですね。

でも、メジャーどころのウイルス対策ソフトでは、ファイルを監視している機能だけではなく、感染した状態を元に戻すという機能もちゃんとついています。

だから、ウイルス対策ソフトをきちんと導入していて、最新の状態にしているのであれば、定期的に感染しているかどうかをスケジュールに従って、チェックしてくれますので、あえてこのツールを使う必要はないかもしれませんね。

感染した状態を復旧してくれる機能がないウイルス対策ソフトを使っている場合や、何も対策されてない方は、早速やってみてください!