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Posted by on 11月 9, 2005 in スパイウェア | 0 comments

SONY BMGのCDにrootkitが?

CDのコピー防止の技術は、各メーカーが著作権保護のために色々と導入していますね。

ですが、今回SONY BMGが、コピー防止のために使っている技術が、実はRootkitと同じ技術を使っていると指摘されています。

■SONY BMGのコピー防止CDがrootkitを組み込む

rootkitとは、クラッカーがコンピュータに侵入するために仕掛けるツールの総称ですね。

■rootkitとは?

ユーザが、SONY BMGのCDを購入し、PCにソフトをインストールすると自動的にrootkitがインストールされてしまうわけですね。

場合によっては、これがウイルス対策ソフト等で検出されることもあるかと思います。

このソフトのたちの悪いところは、まず、インストール時にユーザに許可を求めていない点、そして、アンインストールをしようとしても、簡単にそれが出来ない点にあります。

また、実際にアンインストールするにはSONY BMGのWebサイトにアクセスし、CDのアーティスト名、タイトル、購入店などの情報を入力しないといけないようです。

実際にSONY BMG側に悪意はなかったのかもしれませんが、使っている技術、手法が問題なのだと思います。

だって、もしこれが一般化したら、スパイウェアを勝手にインストールするソフトが世の中に出回ってしまいますよね。

このSONY BMGの技術に対して、世界的に集団訴訟の動きもあるようです。

■SONY BMGのrootkit的手法、集団訴訟の可能性

現在、目的を達成するためには、色々な技術がありますが、あくまでも消費者の立場に立った上で導入を考えて欲しいものですね。