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Posted by on 2月 10, 2006 in ハッキング | 0 comments

携帯電話でハッキング?

年々、高性能になる携帯電話ですが、ハッカーにとっては非常に役に立つハッキングツールであることは間違いないですね。

主に以下のようなソーシャルエンジニアリングに使われることが多いと思います。

■パスワードや重要情報を盗撮

携帯電話でメールでも打ってるふりでもしながら、PCモニタなどに貼ってあるパスワードや、机の上の書類などを盗撮することは、とても簡単にできると思います。

ふつうの携帯電話は、盗撮防止のためにシャッター音が消せないようになってますが、やろうと思えばスピーカーの穴を塞いだり、改造すれば音を消すことは実は簡単にできちゃいます。

ただし本体に改造を加えた時点で既に、犯罪となりますので、みなさんはくれぐれも実行しないでくださいね。

■会議や会話を録音

いまどきの携帯では、ICレコーダーのように録音が可能なものもありますね。

録音ボタンを押した状態で、会議室などに携帯電話をおいておけば重要な会議の内容を盗み聞くことも可能です。

しかも携帯を机に置き忘れることはよくあるので、ICレコーダーのようにいかにも怪しくは思われないのも利点です。

会議室に置きっぱなしの携帯を見つけたら、録音モードかどうか確かめましょう ^^;

■ウイルスによる攻撃

主に海外のメーカーで採用されているSymbian OSが搭載された携帯電話では、Bluetooth経由で感染するウイルスが発見されています。

もし、携帯ウイルスが進化してきたら、人込みの中に感染した携帯電話を持ち込むことで、Bluetooth経由で大量に感染させることも可能になるかもしれませんね。

また、そのウイルスがトロイの木馬のようにバックドアを仕掛けることが出来たりしたら、携帯のメモリが全て盗まれたり、今後お財布携帯が普及してくると、金銭的な被害もあり得るかもしれないですね。

携帯の高機能化は歓迎すべきことですけど、逆に悪用もされやすくなってきていることも認識しないといけないですね。