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Posted by on 6月 23, 2006 in NEWS | 0 comments

共用ホスティングは危険?

企業などでWebサイトや、メールを使いたい場合、普通はWebサーバやメールサーバを自社内に用意する必要があります。

これに対して、ホスティングとは、プロバイダ等が企業の代わりにサーバを運用してくれるものです。

基本的には、自社内でサーバを運営するか、プロバイダ側で運営するかの違いにはなるんですが、ホスティングには、大きく分けて「専用ホスティング」と「共用ホスティング」があります。

専用ホスティングは、企業用に専用のサーバを用意して運用するものなので、自社で構築する場合とそれほど代わりはありません。

むしろ、プロバイダ側でプロが運営してくれるため、セキュリティ的にも安全度は高いです。

でも、共用ホスティングは、複数の企業や個人が同じサーバを使いますので、セキュリティ上は注意が必要です。

例えば、企業Aと企業BのWebサーバば、1台の共用ホスティングサーバで運用されていたとします。

そうすると、もし企業AのWebサイトがDoS攻撃等の標的になった場合、影響を受けるのは、企業AのWebサイトだけでなく、同じサーバを使っている企業BのWebサイトにも影響があります。

また、セキュリティの甘いホスティングサーバだったりしたら、一度侵入されてしまうと、そのサーバを使っている企業全てのデータが危険にさらされます。

ですので、企業で利用する場合などは、出来る限り共用ホスティングは避け、専用ホスティングにした方がセキュリティ上は安全です。

また、専用・共用ホスティングどちらも、料金的にあまりに安いのは避けた方がいいでしょう。

安いということは、運用やセキュリティもコストを削減していると考えられます。

共用ホスティングにも、コストなどのメリットもありますので、運用するサーバの重要度に合わせて選択しましょう。

共用ホスティングに潜むリスク,ビジネス・ユースでは注意