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Posted by on 12月 5, 2008 in マルウェア | 0 comments

アップルのウイルス対策ソフト奨励騒動?

マックはウイルスに強いという姿勢を取ってきたAppleですが、先日、ウイルス対策ソフトの利用を奨励する記事を載せたことに対して各社がこぞって報じたニュースがありました。

Appleがウイルス対策ソフトの利用を奨励

しかし、その報道が流れた後すぐに、Appleはその記事を削除し、またまた騒然となりました。

Apple、ウイルス対策ソフト奨励の告知を削除

なぜこういったことが起きたのでしょう?

実は、この記事はもともと存在した記事で、その中で記載されているウイルス対策ソフトのバージョンを更新しただけだったんです。

それを、新しい記事であると勘違いし、「Appleがついにウイルス対策ソフトの必要性を認めた!」という報道になってしまったわけです。

恐らくAppleとしては、この記事が過剰に報道されることで、Macはセキュリティ的に安全だというイメージが損なわれることを恐れたため、記事を削除したんだと思います。

ただ、過去にも何度か記事で触れましたが、マックOSに感染するウイルスは確実に存在します。

ウイルス作成者にとって、マックユーザはまだまだWindowsユーザに対して少ないため、ウイルスの報告が少ないだけです。

この点を勘違いして、マックは安全だというように思い込まないようにしましょう。

ちなみに、「lifehacker.jp」において、マックユーザがどれくらい対策しているかのアンケート結果が以下にありますが、Windowsユーザに比べて非常に意識が違っているのが見て取れると思います。

【アンケート】Macユーザーに質問。ウイルス対策ソフトを使っていますか? [lifehacker.jp]

■アンケート結果

最近は営利目的にウイルスを作成する時代です。

被害を少しでも食い止めるように、マックユーザも何らかの対策をするべきですね。