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Posted by on 4月 21, 2006 in NEWS | 0 comments

私用メールはやめるべき?

みなさん、会社のメールを使って私用メールなどをされている方が多いと思います。

しかし、会社のメールでのプライバシーはほとんどないと思った上でメールするようにしてくださいね。

みなさんが送受信するメールは、会社のメールサーバに一旦溜まります。

みなさんは、このメールサーバに対して、自分のメールアカウントのメールだけアクセスする権利があります。

しかし、会社のメールサーバ管理者は、root(管理者)権限を持っていますので、全てのメールアカウントのメールを見ることが可能です。

そして、最近では社内のセキュリティを確保するため、コンテンツフィルタリングサーバや、フォレンジック製品が導入されているところが多いです。

コンテンツフィルタ製品では、情報漏えい防止や迷惑メール対策のため、メール本文に何らかのキーワードがあれば、ブロックして管理者に通知するという方法がとられます。

また、フォレンジック製品では、社内で何らかのセキュリティ侵害があった場合に備えて、全てのメールを一定期間保存し、それらを瞬時に検索するといったことが可能となります。

基本的には、そういう製品を導入する場合には社員に周知徹底することが普通ですけど、中にはこっそりやっている会社もあると思います。

その場合、メールの送信元や件名、本文などに「飲み会」などのキーワードがあると、送信したときや、後から検索されてしまう可能性があります。

「プライバシーの侵害だ」と思われる方もいるかもしれませんが、会社のメールは会社の資産なので、プライバシーなどないというのが会社側の言い分ですね。

基本的によほどヒマな管理者か、セキュリティ監視を普段から行っていない限り毎日チェックするということはないと思います。

でも、本文に「飲み会」や「コンパ」とかが入っていれば警告メールを送るといった運用をしている会社もありますので、会社でメールをするときには十分気をつけたいものです。