Pages Menu
TwitterRssFacebook
Categories Menu

Posted by on 7月 10, 2008 in マルウェア | 0 comments

ボットの一番多い国は?

ボット、またはゾンビPCと呼ばれる、マルウェアに感染してスパムメールの送信元として利用されたり、不正進入の踏み台として操られているPCの数は年々増えてきています。

ウイルス対策ソフトをいれていないPCは論外とします。

でも、インストールしていても、最近は亜種・新種のウイルスやスパイウェアが異常な数で発生してきています。

そのため、対策しているつもりでも、実は感染している、というケースが結構多いです。

ボットの特徴としては、昔の愉快犯的なウイルスと違って、裏でばれないように、こっそりと動作しているのが厄介です。

感染したまま数年間経過しているパソコンもざらにあります。

PCが固まったり、自分が直接的に何らかの被害に合わないといつまで経っても気づかないんですね。

そんなボット(ゾンビPC)ですが、どこの国がもっともゾンビPCが多いかしってます?

日本ではそれほど有名ではありませんが、セキュリティ対策ソフトメーカーであるG-DATAという会社があり、そこの調査によると以下のような順位だそうです。

1位 ブラジル 10.2%
2位 ドイツ 9.3%
3位 イタリア 8.9%
4位 トルコ 8.3%
5位 中国 6.6%

また、全体で見ると、ゾンビPCの大部分はヨーロッパに存在します。
(約4割以上)

原因としては、高速な回線のITインフラが整備されていることが一番だと思います。

ただ、以前話に聞いたところによると、ヨーロッパにボットが多いということを知っていたあるセキュリティの権威が、ヨーロッパのプロバイダの担当者に対して警告しました。

でも、ヨーロッパのプロバイダ担当は、うちに限って、そんなはずはないと突っぱねられたそうです。

ということで、一部のプロバイダのセキュリティ意識の低さも問題なのかもしれませんね。