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Posted by on 1月 12, 2006 in スパイウェア | 0 comments

スパイウェア、なぜ駆除できない?

スパイウェアに感染してしまった人が、

「対策ソフトを入れたのにスパイウェアが消えない!」

と言っている声をよく聞きます。

でも大体のケースでは、ぱっと見、スパイウェア対策ソフトが、スパイウェアを発見して、駆除しているように見えます。

が、PCを再起動する等で、またスパイウェアが起動してくるんですね。

「なんで?」と思う人も多いと思いますが、これはほとんどの場合、スパイウェアのプロセスが既に動作していて、該当ファイルをつかんでしまっているためです。

そのため、対策ソフトがスパイウェアのファイルを削除しようとしても、排他制御のためにアクセスが拒否されてしまうんですね。

こういった場合には、スパイウェアのプロセスを止めない限りは完全には駆除できません。

もしスパイウェア名がわかっているのなら、そのスパイウェア名でGoogleや、対策ソフト会社のホームページ(アンチウイルスベンダーでもOK)で調べてみれば、プロセス名がわかるかもしれません。

わかったプロセス名をタスクマネージャで、強制終了し、その状態でスパイウェアのスキャンや、手動でのファイルや、レジストリの削除を行うといいと思います。

ちなみにタスクマネージャは、画面下のタスクバーの何もないところを右クリックして、表示されるメニューの中から選びます。


プロセスの停止方法は、「プロセス」→「イメージ名」を選択して、「プロセスの終了」をクリックします。


このようにプロセスを停止してからやる方法以外に、Windowsをセーフモードで立ち上げて、スパイウェアをスキャンすることでも、駆除することが可能です。

セーフモードで立ち上げる方法はスパイウェア対策レポートで解説してますので、ぜひダウンロードして参考にしてくださいね。

スパイウェア対策レポートをダウンロード!

それでも、スパイウェアの中身が改変された、新種や亜種と呼ばれるものは削除できない場合もあります。

その場合は、残念ながらWindowsの再インストールをするしかないかもしれませんね。