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Posted by on 11月 20, 2006 in スパイウェア | 0 comments

無料でスパイウェア対策?

マイクロソフトから、無料でスパイウェア対策ができる「Windows Defender」がリリースされましたね。

Windows Defender

無料で利用できて、しかもサポートが2回までついてくるという、とても良心的な内容ですので、スパイウェア対策ソフトをメインに開発している会社は結構ダメージが大きいかもしれません。

では、このWindows Defenderを使ってどのようにセキュリティ対策をしていけばいいのかを考えてみましょう。

まず、Windows Defenderが対策できるのは、あくまでもスパイウェアに分類されたソフトウェアのみです。

ワームと呼ばれるものやトロイの木馬といったウイルスに分類されるものは対策できませんので、ウイルス対策には、従来通り、ノートンや、ウイルスバスターといった製品が必要となります。

この際、通常、複数のウイルス対策製品などを同じPCにインストールすると、両ソフトが同時にファイルを監視しているため上手く動作しないことが多いのですが、このWindows Defenderはリアルタイムで監視をしつつ、他製品と併用も可能なようです。

他社のスパイウェア対策とどう違うの?という点ですが、基本的にはそれほど大きな違いはないと思います。

やはり高確率でスパイウェアをより多く発見するためには、スパイウェアの検体が多い方が有利です。

そのためには、Windows Defenderだけでなく、他のスパイウェア対策ソフトを導入し、定期的にスキャンをすることで、多くのスパイウェアに対応することができると思います。

一つだけに頼っていると、ちょっと危険ということですね。